各種害虫獣の被害の現状と対策

右の図のように、害虫獣の発生には年間を通して一定のサイクルが存在します。気候の状況などにより、これらの時期以外に発生することも少なくありません。たとえば、スズメバチは9月下旬から10月にかけては子育てのために特に神経質になっており、人間に対しての警戒心が強く大変危険です。また近年、アメシロの大量発生により、多くの樹木がその被害を受けております。秋口にかけて、街路樹などが枯れ果てているように見える光景をよく見かけます。よく注意して観察していただきますと、お気づきになるかもしれないのですが、これらの多くは、アメシロなどの樹木害虫による被害を受けたものなのです。下の表では害虫獣による被害の現状と当社の対策をまとめました。

対象害虫獣
被害の現状
原田薬品の対策
防除回数
ネズミ防除

施工案内

ネズミは夜行性で人々が寝静まったころになると活発に天井裏を走りまわります。また何かをかじって調節していないと歯が伸びすぎて自分自身食物を食べるのに困るようになるため、天井裏などでガリガリと柱などの木をかじり歯をけずります。これらの夜間活動は住んでいる人々に多大な精神的ストレス、不眠、不快、恐怖心を与えます。ネズミに寄生しているダニ、ノミ、などから発疹チフス・痘瘡などが媒介されることがあります。火災の原因−原因不明の火災で原因がネズミの電線をかじり通電ショートによる発火の場合があります。ネズミのさまざまな被害で困っている方にネズミが長期にわたっていなくなるため、特によろこばれています。
1回
シロアリ防除

施工案内

シロアリはもともと南方系の害虫ですが、住宅の暖房がよくなるにつれて北上し、全国的に大きな被害を与えております。特に最近では、郊外の丘陵地が住宅化されており、そこに建つ住宅はシロアリにとって格好のすみかとなってしまいます。シロアリの被害は建物の外側からは発見しにくく、気が付いたときにはかなり進行していることも少なくありません。シロアリによる被害は土台、柱、筋違、梁などに生ずるため、地震や台風による建物倒壊の原因となり危険です。現場の経験から生まれる自社開発の消毒機器を駆使して防除作業の効率アップ、防蟻性能向上を目指しております。当社のシロアリ防除は一度の施工で、できるだけ長期間にシロアリ防除効果が持続するような考え方で防除を行っております。
1回
黒アリ・羽アリ
防除

施工案内

野外の黒蟻は建物周囲から侵入し、建物の壁内、床下の断熱材の中、天井裏の断熱材の下、暖かい場所、水分を含んだ腐朽木材中などに営巣します。黒蟻は台所のキッチンセットの空間などに営巣し台所をはいまわったり、また畳の下の断熱材などに営巣している蟻が畳のスキマから和室に発生し、羽アリの大群が室内に異常発生して不快な思いをすることがあります。家屋内の黒蟻をほうっておくと建物全体に被害が及ぶようになります。現場の経験から生まれる自社開発の消毒機器を駆使して防除作業の効率アップ、防蟻性能向上を目指しております。当社の黒蟻防除は一度の施工で、できるだけ長期間に黒蟻防除効果が持続するような考え方で防除を行っております。
1回
スズメバチ
駆除

施工案内

スズメバチによる刺傷被害は増加する傾向にありますが、これはスズメバチの生息地である丘陵や低山地などの里山が宅地化され、人がハチの生活圏へ住み込んだ結果、両者の接触の機会が増えたためと考えられています。キイロスズメバチは、自然環境では太い木の枝、樹洞、岩壁などに巣をかけますが、近年では宅地に侵入して軒下、屋根裏、壁中、床下など格好の営巣場所として利用しています。スズメバチの毒はハブの毒に似た複合蛋白で、毒はハチの中では最も強力で、直接血管に入ると血球を破壊し、ショック死することがあります。どんなに難しい状況下での巣も駆除可能です。スズメバチの巣駆除では、飛来しているハチの最後の一匹まで駆除しております。
1回
樹木害虫
アメシロ防除

施工案内

アメリカシロヒトリはメキシコ以北の北アメリカに広く分布し、第二次世界大戦後アメリカ軍が日本に進駐したとき、軍需物資についてきたものが原因とされ、昭和20年ごろに東京と横浜で発見され、それ以来、街路樹や庭木に寄生して生息分布を全国的に拡大してきております。アメシロは年に2回の発生で第1回目の幼虫の発生は6月上〜7月中旬、2回目は8月上〜9月中旬です。孵化すると幼虫は糸を吐いて巣網を張り、その中で葉を食べて集団生活をはじめる。5齢で集団生活を終わり、樹木全体に散らばり、広葉樹のくるみ、桜、桑などの被害が目立ちます。大型のアメシロ防除専用車を用意しております。一般民家の庭園樹木、保育園、小学校、中学校、高等学校、公園、街路樹の樹木を消毒します。比較的高い樹木10m以上15m以下も防除可能です。
毎年2回
7月と9月
不快害虫駆除
カメムシ
強い異臭、悪臭を放つ昆虫として不快がられます。屋内に侵入したカメムシは冬季に暖房のきいた屋内で活動し、悪臭を放って日常生活に大きな支障を及ぼすことがあります。
カマドウマ
夜行性で湿度が高く暗い場所、床下、地下室、階段の下などに好んで生息しています。被害としては暗いところに集団で群がって不気味な印象を与えますが実害はありません。
ヤスデ
落葉、朽木、倒木、石垣など湿気が多く腐食質の多い環境に生息します。被害は生殖時期に多数が家屋内に進入し、不快感を与えるとともに、強い異臭を出します。
不快害虫の種類、使用場所に応じて使用する薬剤選択、使用方法を検討した上で的確な防除成績が得られるよう努力しております。
必要に応じて
ダニ・吸血昆虫
防除
イエダニ
ネズミの巣内等で大繁殖し、ネズミが死亡したときに寄生主を離れてダニの成虫が人に吸血。
ツメダニ
畳に大発生したダニ騒動の原因はツメダニ。人から吸血し発疹熱、気管支喘息の原因になる。
ヒトノミ
床下、畳の下に発生し、畳の敷合わせ目、衣類にも移動し成虫が吸血し発疹熱の原因になる。
南京虫
トコジラミとも呼ばれ、体長5〜6mmと比較的大きな茶褐色扁平な虫で血をたっぷり吸うと、ダルマのようにふくれ上がる。昼間は室内の床板、畳、壁、ベット等のスキマに集まって隠れ、夜間はい出して首や手首に多く吸血し、リンパ腺炎、リンパ管炎の原因となることがある。
吸血昆虫ダニ等は人の住んでいる室内に発生することが多いので、人体に安全性が高い防除方法を検討しながらその現場ごとに対応するように心掛けています。
必要に応じて
食品衛生向上
ネズミ駆除

施工案内

ネズミは昼間はあまり見かけませんが、夜間人が寝静まると物陰から、出没して、食品や食器の上を歩き回るためネズミの尿や糞が食品中に混入することがあります。ネズミの尿中には食中毒の主要原因菌であるサルモネラ菌が存在することがあり、尿中のサルモネラ菌が食品中に混入し食中毒を併発させます。ネズミの尿中にはワイル病の原因菌であるレプトスピラ、泉熱の原因ビールスなどが存在することがあり、これらの病原菌・ビールスが水(飲料水・生水等)を介して経皮感染し、人の生命までもおびやかすことがあります。食中毒の原因になることがあるネズミに対しましては、出来るだけ早い時期にいなくなるように努力いたします。
必要に応じて
ゴキブリ駆除

施工案内

ゴキブリは昼間はあまり見かけませんが、夜間人が寝静まると物陰からゾロゾロ出てきて食品や食器の上を歩き廻るため、調理した食品中にゴキブリが混入することがあります。ゴキブリは病原菌の伝播昆虫として間接的に食品や調理器具などを糞や足跡で汚染し、そこに病原菌が存在していた場合には食中毒病原菌、サルモネラ菌、疫痢、赤痢、パラチフス、病原大腸菌、腸チフス、コレラ菌、ポリオビールス、急性灰白髄炎、結核、化膿性球菌などの病原菌をまきちらし、人体に対しては危険度の高い害虫です。食中毒の原因になることがあるゴキブリに対しましては、出来るだけ早い時期にいなくなるように努力いたします。
必要に応じて

最初のページに戻る