アメシロ防除施工のご案内

アメリカシロヒトリによる被害 

アメリカシロヒトリは昆虫鋼鱗翅目ヒトリガ科に属するガで、メキシコ以北の北アメリカに広く分布し、幼虫が多くの落葉樹に寄生し、葉を食べる害虫として有名。害虫駆除の行き届かない果樹園にも被害を及ぼすことがある。1945年ごろに東京、横浜地区で発見され、それ以来、街路樹や庭木に寄生して分布をだんだん広げ、現在では本州北部から四国、九州の北部まで分布するようになった。第二次世界大戦後、アメリカ軍が日本に進駐したとき、軍需物資について渡来したものとされている。日本では森林地帯には広まらず、人為的な環境で、サクラ、バラ、リンゴ、コナラ、クワなど100種類以上の樹木に寄生する。雌は比較的明るい枝先などに産卵するので、幼虫が発生したら、初齢のうちに巣ごと取り除くと、庭木などの被害が少なくてすむ。

アメリカシロヒトリの生態 


生態:
発生は1年2回。加害は幼虫期。第1回目は6月初旬〜7月中旬。第2回目は8月中旬から9月中旬(第1回目のときより虫の数も多く、ときには農作物にまで害をおよぼす。)

成虫:
白色の美しい蛾で体長10〜12o、前ばねの長さ14〜16oくらい、1化期の雄の前ばねに黒色または暗色の小斑点のある個体がみられる。

卵:
淡緑黄色で加害植物の葉の裏に100粒〜800粒をかためて生み、雄の卵のかたまりは成虫の鱗粉でおおわれ、白毛で薄くおおわれている様になっている。

幼虫:
成長したものは体長が30oくらいになり頭部及び胴部の背面と腹面は黒く、側面は淡黄色で各環節にイボ状の隆起がありそのイボから30本ほどの白毛が生えている。

蛹:
体長13〜15oくらいで光沢ある赤褐色を呈し全体がまゆにつつまれている。

寿命:
成虫は約10日(その間に交尾して一匹のメスが数100個から、ときには2000個産卵する)。卵期間は約10日。幼虫は30〜35日。蛹は約40日。(ただし越冬蛹は約半年、第2回目の幼虫が成長すると木の洞や割目、落葉のあいだ、家屋の下見板などの隙間にもぐりこんで蛹になり、そのまま越冬)。

防除施工 

6月、8月〜9月上旬の年2回散布。(発生の多い年は3回散布)。


大型のアメシロ防除専用車を用意しております。一般民家の庭園樹木、保育園、小学校、中学校、高等学校、公園、街路樹の樹木を消毒します。比較的高い樹木10m以上15m以下も防除可能です。立ち枯れ防止として、ぜひ当社の樹木害虫駆除をご利用ください。

○高い樹木のアメリカシロヒトリなどの毛虫防除は当社におまかせください。

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